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「倒れてからどの位たったと思う?」
「ぅ~ん…半日くらい?」
少年は首を横に振る。
「…3日半ほどだ」
少女は目をまるくした。
「そんなに驚かなくても…」
彼は小さく笑う。
「――ねぇ、その間、貴方は何をしてたの?」
「……まぁ、テキトーに…」
「もしかして、さっきみたいに笛吹いてたんじゃ…」
「ま、そういうトコかな…」
彼は少し困った様に笑った。
「…そう…。―――あ、ねぇ『rainbow』は何処?」
「あぁ、渡しておかなくちゃな」
彼はそう言って少女に『rainbow』を渡した。
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