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そして
――――――プツッ
国会から何かが切れる音が聞こえました。
「聞いていればなんです。不信任決議だの解散だの――・・・
そんなの―――――」
ゆらり。
国会は内閣と衆議院の前へゆらりゆらりと近づきました。
そして息を吸い込み・・・
「あって当たり前じゃないですかぁああああ!!!!」
と、叫びました。
「こ・・・国会?お・・・落ち着けよっ!!な?な!!」
内閣が国会を落ち着けようとしますが、一度スイッチの入った国会は止めることができません。
「内閣不信任決議は国民のためを思ってする!!!!解散させられた後でも選挙があり国民の意見を聞くことができる!!!!
すべては国民のため!!!!
国民ラブ!!!!」←
ここまで早口に言い切ると、国会は少しズレた眼鏡を合わせながら
「そういうことです。
わかりましたね!!!!?」
と、内閣と衆議院に圧力をかけました。←
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