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「お前はどうする?って結婚するんだから同じ部屋でいいか?」
ニヤニヤしながら聞いてくる保に 俺は盛大なため息が漏れた。
「俺はお前と違う。当分ここで寝泊りする。」
社長室の裏には 忙しい時の為にシャワー室や 仮眠室が完備されている。
まぁ俺が作らせたのだが…。
「分かってるよ。後で着替えとか用意しておく。」
笑いを押し殺しながら言ってくる保を一睨みし 俺はデスクにつき適当に書類を手に取った。
「今のところ急ぐ仕事ないぞ~!
先ずはこの騒ぎをすればどうするか考えるんだな!」
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