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んなマニアックなこと分からない。
「知らない…」
「この人はねー……」
ゲームしながら歴史の授業が始まった。
相づちをうちながら、ぼーっと違うことを考えてしまう。
「歴史好きなんだね」
「授業」が一息つき、話をふる。
「戦国時代が一番好きなんだ。
戦国時代なら先生にも勝てる自信がある」
斎藤君は、ニカッと笑う。
何となく、女の勘でプライド高そう、と思ってしまった。
そんなデートから数日後。
朝、電車の中で他校の女友達のやっちやんとみっちゃんに声を掛けられた。
「鸞ちゃん久しぶり」
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