プロローグ「終劇のあとで」
3/3
読書設定
目次
前へ
/
66ページ
次へ
まるで追われるように駆け抜けた日々はもう返ってこない。 最後に一度だけ振り返ると、病室の窓から彼女がこちらを見つめているのに気がついた。ここからでは表情までは見えない。 あの場所から彼女は何を見ているのだろうか。 きっと、あの日からの彼女とは違うものを映しているのは違いない。 僕は歩き出す。もう二度と振り返ることはなかった。
/
66ページ
最初のコメントを投稿しよう!
15人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
39(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!