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それから二年の施工期間をかけて『星屑の大地』は完成した。
これまでの遅れを取り戻す勢いで工事を進めた為、昼夜問わず幹線道路には工事車両やトラックのエンジン音が響いていた。
海だった場所がどんどん埋め立てられ、灰色の大地が作られる。
そこにキラキラと輝くゴミが降り積もる。
完成と同時に東京中のゴミが集まり、あっという間に『星屑の大地』はパンパンに膨れ上がった。
その後も減ることのない廃棄物は次々と運ばれる。
『星屑の大地』は増築を繰り返し、面積を広げていった。
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