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「パソコンからプロジェクターに繋いで、家電怪獣の映像を見せたかったんだけど……。苦手なんだよね、機械操作ってやつ」
立ち上がった佐倉はパサパサの髪を掻き、困っている。
「手伝いましょうか――」
椅子を引き、児嶋田マヤも立ち上がる。
「もし良ければ、手伝いましょうか」
「できるの?」
「一応、できると思います」
児嶋田マヤは椅子から離れ、パソコンが置いてある所に歩いていく。
「そんなに難しい作業ではないはずだから」
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