意地悪。

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僕の自身の根元を、ぎゅっ、と握ったまま言った。 「1人でシて、満足?」 「えっ、いや、ちがくて…ぁっ…」 慌てて否定の言葉を述べようとしたとき、ユチョンのもう片方の手が僕の自身を撫でた。 「やっ、ぁ、ん…やめ、っ…」 「俺が手伝ってあげる」 「手伝うって…っ!!」 ユチョンの長い指が僕の自身を下から上へと撫でていく。 その瞬間、頭の心が痺れるような感覚がして思わず声が漏れた。 「ひぁっ、ぁ…い、や…っ」 「苦しいんでしょ?楽にしてあげるよ」 「ユチョ、が…っ…イかせて…くれないんでしょっ……んぅっ」 「あっ、そっか」 ははっ、なんて呑気に笑うもんだから思わず蹴飛ばしたくなった。 だけど、体は素直ってよく言うじゃん? 本当なんだね。頭とは裏腹に、僕の体はユチョンを求めてる。 その証拠に、 「ジュンス、腰揺れてるよ?」 ほらね? もう、どうでもいいや。早くイきたい。 ユチョンが、欲しい。
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