嘘つき。

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「だいっきらい!!!!」 そう吐き捨てて、ヒョンの部屋を出た。 後ろからなんか聞こえたけど無視してリビングまで足を進めた。 「ユノヒョンなんか、知らない…」 ジェジュンヒョンは買い物、チャンミンは仕事、ジュンスはジュノ君と出掛けていて、家には俺とユノヒョンだけ。 誰もいないリビングは、すっごく広く感じて、余計に虚しくて。 そのせいもあるのかな。 それとも俺が泣き虫なだけかな。 涙が止まんない。 なんでこうなったかって? それは全部、一昨日の夜のヒョンの言葉が原因。 『久しぶりに2人で出掛けるか』 すっごく、嬉しかったのに。
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