【本文】上等！！｜13ページ - 小説投稿エブリスタ

合宿にやってきて、森の中を歩き回っていたときだった。遠くに捉えた、首元に木の蔦と根のような紋様を持つ"モノ"。もっと正確に言えば、かつては人間だった"モノ"。人のカタチをしてはいるが、自分の意思を持たない父の人形だ。蔦と根の紋様は、呪術の証。「何で……？！」よりによってこんなところに！まさか、僕たちを消しにきたのか――？

/29ページ

最初のコメントを投稿しよう！

11人が本棚に入れています

本棚に追加

広告非表示！エブリスタEXはこちら>>