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「話しは逸れちゃったから元に戻しますねぇ~。
さて、本題は此処からだよ綾ちゃん! 綾ちゃんは藤堂 匠には会ったから彼の紹介は良いよね?」
藤堂君の名前が出ると横に居る沢井さんから舌打ちする音が聞こえる
「言え、全員お願いします」
「そっか、じゃあ~。
この灯明高校にはさっきも言ったけど、灯明の頭をかけて三つの勢力が争っているんだ
それが、綾ちゃんが始めに会った男。藤堂 匠…」
三人の男性の画面から藤堂君、一人に絞られた
「灯明高校 所属 二年C組
藤堂 匠
彼は藤堂財閥の一人息子にして次期経営者。
現在、彼を支える勢力は少数ながらも幹部は凄いよ?
一人目… 相田 宗輔
彼は藤堂 匠の 幼なじみにして
有力な右腕。
二人目 葉月 花梨
(はづき かりん)
彼女は藤堂の彼女にして婚約者。この婚約が二つの財閥の未来がこの二人にかかっているんだ。まあ、いわゆる政略結婚みたいな感じだね
三人目、島 小十郎
(しま こじゅうろう)
名前が古風な奴だけどコイツが結構、強いんだよなぁ~
四人目、 長谷 涼子
(ながたに りょうこ)
彼女は相田 宗輔の彼女ね」
長谷さんの名前がでた瞬間、私は信じられないよ
うな感じで後ろを再び振り返る
だが、彼女は平然とよろしくねと言った態度のような感じで、笑顔で手を振っていたのだ。
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