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教室には静寂が流れる中で私は
進藤君の背に手を触れようとしたが長谷さんに無言で止められてしまう
「長谷さん…」
すると、進藤君は黙って血を拭う用に立ち上がる
「ゴメン、葛西さん。ちょっと頭を冷やして来るね…
今の僕じゃ君を守れない。
風間 蓮からや真島 康介達からねそれに、藤堂 匠からも」
「進藤君…」
「僕の助言、覚えてるかな?」
傷だらけの顔で彼は笑顔で私に尋ねてきた
「うっ、うん。覚えてるよ」
「あれは、間違っちゃいないから君にはそこしかないと僕は思うそれじゃあね……」
「あっ…」
彼を呼び止めようとしたが長谷さんが真剣な眼差しで私を見つめて首を左右に振る
(進藤君…)
すると進藤が出ようとした時に
藤堂 匠が息を切らしながらやって来た。
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