793人が本棚に入れています
本棚に追加
彼女はオレの質問に即答する
「何となくかな？だって進藤君。
三大勢力のリーダーの人達から色々言われてたし風間 蓮って人からは暴力を受けてたし」
（風間の奴…）
「そうだな、いずれ分かる事だから葛西には伝えて置こう。
この後、進藤は黒幕から制裁という名の暴力または罰を受ける事になる」
「そっ、そんな？どうして!?彼は私の為に」
「それが問題何だよ葛西。
良いか？ 本来、転校生や新入生達が来た時には必ず灯明についての事をまず、知ってもらう…
そのあと三大勢力の紹介が終わった後に各リーダー達が自己紹介を行う
そこでその生徒にどの勢力に入るか選ばせる時間を与えるのさ
だけど歩の奴は」
「ルールを破った」
「そういう事だ。本来なら生徒自身が選ぶ筈なのに歩の奴は君を無理矢理、連れだそうとした
だから、奴は罰を受けなくちゃ行けないんだよ」
「そっ、そんな…そんなの可笑しいわ！」
「何が？」
「何がって友達が暴力を受けているのを見て黙って見てろって言うの？！」
「はあ～、分かってないなぁ～。良いか？葛西。
これは変えようの無い鉄の掟なんだよ…」
「そんなの、可笑しい！間違ってるわ！！
ねぇ、藤堂君。進藤君の家を知らない？」
「はっ？」
嫌な予感がした…
「進藤君は今、校内に居るの？」
「多分、家だと思うけど」
「なら、話しは早い！藤堂君はえぇっと自転車？車？バイク？」
（めっ、眼が近いし…）
「バッ、バイクならあるけども今、宗輔の奴に貸してるけど
どうするつもりだ？まさかとは思うが」
「進藤君の家に行く!!」
マジかよ…。
最初のコメントを投稿しよう！