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あれから、オレ達は二人一組のペアとなり葛西と長谷の捜索に入るため周辺を捜索した
オレ、宗輔。俊介、小十郎…のペアとなり散開し捜索を開始する
歩に至っては黒幕からの制裁があったばかりで自宅待機して貰った流石に本人も捜索に参加すると言う事を聞かなかったが俊介の説得のおかげで自宅待機という事になった…
海沿いを走っていると脇道に葛西が気絶していたのを発見しバイクを止める
「葛西、おぃ!葛西っ!しっかりしろ!!」
「うっ…とっ、藤堂君?相田君?あっ、長谷さんが…痛っ」
葛西は腹を押さえていた
「綾ちゃん、涼子は…涼子は無事なのかい?一体、何が…」
「……それがあの後、私や長谷さんは無理矢理同じ灯明の男子正当化に後部座席に押し込まれそうになったんだけど
車を出発する際、長谷さんが私だけを車内から押し出しの狙いは私だけだからって…」
宗輔が座り込む葛西と目線を同じにする
「綾ちゃん、涼子が何処に行ったか分かるかい?」
葛西は首を左右に振るうが宗輔は彼女の身体を揺らしながら尋ねた
「よく想出してくれ!綾ちゃん!このままだと涼子の奴が…」
葛西の身体を激しく揺らす宗輔を一旦、彼女から引き離す。
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