793人が本棚に入れています
本棚に追加
廃工場内に鉄パイプの音が響き渡る
「ハァハァ…畜生、テメェなんかテメェなんかぁあ〰!!!」
「辞めろ新田…」
工場の出入り口に四人の男女の姿があった。それは風間 蓮率いる勢力だが何故かそこに歩の姿があった
「蓮さん?どうして…ここに」
「お前をぶちのめしに来た…」
すると、新田の表情は愕然とし
自然と手から鉄パイプが落とされ彼は風間に背を向けて逃走した…
「神崎、あとを頼んで良いか?」
「分かりました、程度は?」
「骨折」
「了解しました…」
すると、神崎は逃走した新田を追いかけていく
「藤堂 匠、 相田 宗輔…」
「あん?」
呼ばれた二人は同時に風間の方へと振り向く
「今回の件、悪かった…」
「悪かっただぁ!?テメェ、風間ふざけるのもいい加減にしろよ?
テメェがなぁ…」
「よせ、宗輔!!!」
「ちぃっ、大丈夫か。涼子?」
宗輔は涼子の方へと歩み寄り、
オレは風間の正面にまで近づく。
最初のコメントを投稿しよう!