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「黙れ二人とも!これはギルドマスターの命令、拒否権は無い!」
二人のにらみ合いは続く
「はぁ、まあいい。依頼の説明に移るぞ?今回の依頼は盗賊団‘青龍’をどうにかしれくれとの事だ。できるだけ生け捕りにしろ!出来ないなら殺してかまわん」
盗賊団‘青龍’は傭兵崩れが集まったグループ
最近勢力を伸ばしてきているらしい
「了解しましたギルドマスター!このナルシス、美しく任務を達成しましょう!」
意気揚々と返事をするナルシス
「チッ、まあ仕事ならしょうがないわ」
シルビアもしぶしぶ頷いた
「では二人とも!武運を祈る!」
◇
「ねえ豚、青龍のアジトはこっちでいいの?」
「名前で呼びたまえ名前で!ああ間違いない、青龍はこの付近にアジトを構えている筈だ。正確な場所はわからんがな」
現在、シルビアとナルシスは街の近くにある‘迷いの森’を散策している
「正確な場所がわからないって・・・・はあ、どうするの?」
「そうだな・・・・・・、おや、考える必要は無さそうだな」
「ええ、わざわざお出でなさったわ」
いつの間にか、シルビアとナルシスは複数の盗賊どもに囲まれていた
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