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あれから結構たった。
今は春休み。
智樹『お願いします。付き合って!!』
あの時、あたしは
萌奈『考えさせて…』
そう答えた。
けど考えるつもりなんて
多分ないんだ。
ただ真っ直ぐに
長谷川が好きなんだ。
けど、もう辛い。
もうわからない。
もう…あきらめようか…
ピロリロリン
携帯が鳴った
萌奈『メール…誰??しらないメアド…』
<お前だれ??>
そんな事聞かれたって…
<あなたは??>
ピロリロリン
<俺は長谷川和也。>
萌奈『え??長谷川…』
意味わかんない。
忘れようとしてるのに。
ねぇ………
神様だかなんだか知らないけどどれだけあたしをきずつければ気が済むの??
<…あたしは…霧島萌奈。>
ピロリロリン
<霧島??まぢか!!頼みがあるんだけど!!>
<なに??>
ピロリロリン
<山下のメアド教えてくれない??>
あたし…本当に不幸だな…
<しょうがないな~はい。>
ピロリロリン
<さんきゅ!!じゃ!!>
…最悪。
ピンポーン
今度はいえ??
萌奈『は~い…』
智樹『よっ!!』
萌奈『村井…うわあん(泣)』
智樹『そっか…つらいな…』
萌奈『あたし…村井と付き合おうかな…』
智樹『まぢ??』
萌奈『うん…でも、長谷川を忘れるのに時間かかるかもしれない。いいの??』
智樹『当たり前!!じゃあ…智樹って呼べよ!!萌奈!!』
萌奈『うん。ありがとう(⌒~⌒)』
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