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黒色眼は亜人が残した技術の一つです その力を宿した者は片目、あるいは両目が黒く濁り(目の下のヒビの様な跡が付いてる人間も微弱ながら黒色眼の力を帯びている) 身体能力やその人間が元々持っている特殊能力が爆発的に上がり、戦闘力を向上させる技術です ヴォルゴと呼ばれる黒色眼(黒龍)の力を凝縮した丸い黒石の様な物質を脳に直接埋め込む事でヴォルゴはその者の身体情報を読み取り後に中枢神経と同化する事でその者を支配しようとします その時視覚を支配しようとして目が黒く濁るという現象がおこるのですが、そもそも黒色眼自体に自我が存在せずただ純粋な力の為、支配というか人間の戦闘本能や破壊を求める欲求を増幅させている結果なのかもしれないです そしてヴォルゴ、それによって生み出された黒色眼は力の源ではなく一種のゲートの様な物で 力を発現させると異次元へのゲートが開きそこから黒龍と呼ばれる無限にも等しい莫大なエネルギーを得る事が出来るのです その異次元の世界は血の様な液体が一面に流れていて空間の規模の認識も出来ず、そしてなぜか大量の人の死体が流れており、黄泉の世界、死者の力とも呼ばれております 故に片目が黒色眼に浸食された状態でゲートの発生を抑え、留める事で自我を保ちつつ黒龍の力を得る事が出来るのです シン君なんかが良い例です 黒コート部隊パラディアンの組長クラスの人間は皆この処置が施されており黒龍の力は使えます そして神殺しを使う上でも黒色眼を使用します 使用者を神殺しの力から守る為に防護壁として使用中は常に黒龍を出し続けなければならないのです それはつまり神殺しに唯一対抗出来る力が黒色眼ということにもなるのですよ
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