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ブリーゼ「当たり前だ、だが儂もそこまで鬼ではない。故に、プレゼントしてやったのだ。短刀をな。」
ああ、なる程。軍事を司ってるって言ってたが、俺が魔盲だった時の事も考えてたのか。
ジーク「幾ら父さんでも、クロノスを捨てるなんてさせない!!」
クロノス「……良いよ?ぼく、パパとママを困らせたくないもん。」
実際は、貴族なんて地位が面倒だからだがな。
書類仕事なんてやってらんねぇ!!!
ジーク「クロノス!?」
ブリーゼ「ほう?物分かりが良いな。では、サヨナラだ。『強制転移』」
クロノス「バイバイ、みんな。」
シュンッ
マリアナ「クロノス~!!!!!」
足元に魔法陣が展開し、俺を何処かへと飛ばした。
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