一章

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ブリーゼ「当たり前だ、だが儂もそこまで鬼ではない。故に、プレゼントしてやったのだ。短刀をな。」 ああ、なる程。軍事を司ってるって言ってたが、俺が魔盲だった時の事も考えてたのか。 ジーク「幾ら父さんでも、クロノスを捨てるなんてさせない!!」 クロノス「……良いよ?ぼく、パパとママを困らせたくないもん。」 実際は、貴族なんて地位が面倒だからだがな。 書類仕事なんてやってらんねぇ!!! ジーク「クロノス!?」 ブリーゼ「ほう?物分かりが良いな。では、サヨナラだ。『強制転移』」 クロノス「バイバイ、みんな。」 シュンッ マリアナ「クロノス~!!!!!」 足元に魔法陣が展開し、俺を何処かへと飛ばした。
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