一章

5/9
前へ
/216ページ
次へ
シュンッ クロノス「これ、王道主人公っぽいなぁ。ってか魔力無しかぁ………ま、体術だけで何とかするか。」 現在地は……帰らずの森か。Aランクがうろちょろしてる場所だな。 因みに、ギルドってのはMHのだから良いとしてランクってのは魔物もギルドもF~A→S→SS→SSSって感じでSSSが一番強い。 普通の奴は頑張ってB普通より努力家で少し才があればA。それ以上はとりあえず異常だ。才能的に。 ガルルルルッ…… クロノス「うぇ~い、いきなりシルバーウルフか。厄介だなぁ。」 シルバーウルフ。Aランクの魔物で1対1でもその速度、爪や牙、が強靱という素晴らしい魔物だ。 見た目は名前の通り、銀色のデカい狼だ。因みに、シルバーウルフは狩りを確実な物にする為に群れで行動する。1つのグループに大体5匹から10匹。 俺は運良く5匹の群れに当たったらしい。いや、シルバーウルフに会った時点で運良く無いが。 とりあえず逃げるか。 鍼を使って足止めしよう!!!そうしよう!! ピッ ピッ ピピッ ビッ!! 鍼を投げる。投げる投げる投げる投げる投げる投げる投げる投げる投げる これでもかってぐらいに投げまくる。 クロノス「………無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!!」 なんか投擲に馴れてきたのか、声を出す余裕が出来た。しかもシルバーウルフ達に鍼が刺さりまくってる。 あ、とある一匹の目に深々と刺さって活動限界を迎えた。脳を破壊したんだろうな、多分。 とりあえず、何とか生き残れそうだ。
/216ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2779人が本棚に入れています
本棚に追加