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コンコンコン
クロノス「マスター、クロノスです。」
サナ「入りなさい。」
ガチャッ
クロノス「失礼します。何か御用でも?」
サナ「そんなに急かさないでよ。偶には母さんと仲良くお茶くらいしましょう?」
そう言って紅茶をカップに淹れて俺に渡してくれた。
ズズッ
クロノス「……美味い」
サナ「でしょ!?ちゃんと練習したもの♪」
ゴキゲンな蝶になって~♪ってフレーズが頭の中に流れた。
クロノス「ならクッキーでも食べようぜ!!『ボックス』」
ボックスを開いて器に入ったクッキーを取り出す。
因みにボックスの中には時間が存在しないから生物でも保存出来る!!!素晴らしい!!!!!
サナ「コレはクロノスが焼いたの?」
クロノス「まあね?あんまり美味しくは無いかもしれないけど、食べてみてよ。」
ぱくっ
いや、確かに促したけど何も言わずにそんなすぐに食べなくても……
サナ「……砂糖とか入れた?」
クロノス「少ししか入れて無いよ。甘過ぎると、紅茶の味消しちゃうかなって思ってね。だからちょっと苦めな方が良いかと思って作ったんだけど……」
サナ「なる程、そしたら紅茶は少し砂糖入れた方が良いかな?」
クロノス「俺は少し入れてるけどね。」
ズズズッ
はぁ………サナさんの淹れた紅茶美味しい。クッキーも、マズくは無いし。美味くも無いけど。
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