二章

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クロノス「はぁ………くっそメンドくせェなぁ。」 あ~あ、転生しても学校かよ。 サナ「本当に嫌そうね……あ、そうそう。炎帝と雷帝が通ってるから。」 そんな事、言って良いのかな?かな? クロノス「……だから?」 サナ「いや、炎帝も雷帝も同い年だよって事と向こうが一方的にクロノスの事知ってるって事を教えようと思って。」 クロノス「何で一方的に知られてんの?俺ってば何かした?」 サナ「帝の正体は、信頼出来る者と帝同士、そして国王のみ知る事が出来る。」 クロノス「それは知ってるよ。」 サナ「うん、だから信頼されるように頑張ってね♪」 ああ、そういう事。 クロノス「知らん。で、いつから行けば良いの?」 サナ「明日。」 ……………………………… クロノス「今、何つった?」 サナ「明日って言った。」 このお馬鹿さんはどうしてやろうか。ああ、バイブでイジメっか? けど俺に年上属性無いから………やっぱ拘束して放置? けどせっかく雷属性持ってるから……… クロノス「少し………頭、冷やそうか?『クロスファイア』」 八つの魔力弾を展開 サナ「あ、あの……クロノスさん?いや、クロノス様、クロノス殿下?ご慈悲を――」 クロノス「あると思う?」 サナ「で、デスヨネー」 クロノス「シュート!!」 サナ「きゃああああああ!!!!!」 暫くお待ちください。 クロノス「ふう。で、俺は明日、校長室まで行って制服とか受け取ってそのまま寮に住み着けば良いんだな?」 サナ「は、はい……」 クロノス「解った、またね。 こういった長期の物は最低でも一週間前には知らせてね?」 バタンッ 明日から学生かぁ………面倒な。
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