三章

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ノイズ「そう言えば、クロノス君はどんな武器を使うんだい?」 武器? クロノス「オールマイティーって言えば良いのか?まあ大体の武器は扱えるよ。ギルドで散々鍛えられたからね。」 何なんだよあいつら。まだ10にも満たない子供に鞭、短剣、大剣、トンファー、大槌、弓、なんて持たせやがって。 お陰でかなり強くなったけど、1日の殆どを修行で潰さないで欲しかった。 ノイズ「なんと……天才じゃな。」 クロノス「天才じゃないよ、俺の努力をそんな下らない言葉で潰さないでくれる?」 血反吐吐くまで修行してきたこの十年間を、一言で潰されてたまるか。 ノイズ「……そうだな、済まない。」 クロノス「全く……で、俺はいつまで此処に居ればいい?」 あ、今更だけど途中からタメ口になってる。ま、いっか。怒られてないし。 ノイズ「うむ、とりあえず隣の部屋で制服に着替えるといい。」 因みに、セントルイス魔法学園では学ランだ。暗器が仕込み易くてたすかるね。 クロノス「解った。」 指定された隣の部屋に移動して着替える。ついでに両袖にナイフを仕込むのも忘れない。 他にも仕込みたいが生憎、改造してないので暗器を入れるポケットがない。非常に残念だ。 とりあえず、着替え終わったので戻るとしようか。 ↓仕込んだナイフね。因みに書いて下さったのは黒月天狼さんです。image=420941168.jpg
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