序章

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帰り道 冬梧「……………暑い」 今は7月で、期末も終わったからもうすぐ夏休みだ。 けどこの暑さは戴けない。 俺、暑いの嫌いなんだよ。寒いのも嫌いだけど。 速く帰って扇風機に当たろ。 冬梧「あ、食材買わなきゃ無いんだっけ。面倒いなぁ………もう。」 さて、スーパーに寄ってから…… 冬梧「金は……一万か、そう言えば貯めてたな。 じゃあ後で銀行から下ろすか。」 スタスタスタスタスタ プップーー!!!! 冬梧「え?」 クラクションに反応して見ると、横からトラックが物凄い勢いで突っ込んで来ていた 信号、赤なのにな。 信号無視な上にスピード違反もだな、明らかに制限速度である50キロを余裕で上回ってる。 冬梧「…………走馬灯、嘘っぱちだな。」 こういうのは翔だろ……幼女助けて身代わりになって転生。 俺じゃあ、転生なんて出来ない。此処までか、意外と考える余裕って有るんだな。 ドガンッ!! 体に物凄い衝撃が走り、そこで意識は途絶えた。
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