2章🌸距離

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「そんなことがあったんだ… でも、果穂がシカトするから電話かけてきたりしてくれるんでしょ? なんか言いたいことあるんじゃない? 今日ちゃんと話したら?」 「…無理だよ。」 杏の言うことはわかる。 翔ちゃんも、悪気があったわけじゃないかもしれない…だけど… 「無理じゃないでしょ!? このままでいいの!?」 「それは…やだ。」 「電話しな!じゃないと、絶交だからね!」 まだ、直接会えるまで大人じゃないから。 電話を、してみよう… 私は、そう思った。  
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