名探偵まさる

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靖子がパーティー会場を出てすぐ、信彦の部屋の方から悲鳴が聞こえて来たのです 「やめろー!かあさーん!」 その時、まさるの積み重ねられた経験が彼に暗示をかけたのか、まさるの目が見えない何かを捕らえたのです まさる「何か、嫌な予感がする!」 まさるが信彦の部屋へ駆け付けると、信彦が血だらけで倒れていました。 「ん・・」 まさるが信彦の脈を取る まさる「血だらけだ・・」 まさる「すぐにパーティーに参加していた全ての人を集めて下さい!全員!今すぐに!」 まさるの気迫の篭った一声に一瞬全員が引きながらも、45分後に参加者全員が信彦の部屋へと集まりました 今日パーティーに参加したのは パーティー主催者の風間社長 婦人の靖子 そしてまさる君 まさる君「この中に、犯人がいる」 まさる君がパーティー参加者全員に対して断定的にいいました。 風間社長「どうしてそのような断定的な事が言える!誰かが侵入したのかも!」 まさる「いえ、この部屋は3階だから侵入とかは腕の力が無いと無理だから、あんまり侵入とかはないでしょう」 風間社長「そうか」 靖子「じゃあ、いったい誰が」 その時、まさるの研ぎ澄まされた第六感が激しく反応しだしたのです。まさるのインスピレーションが確実なものとなってゆく。
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