第三問

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明久「ふぁ……あふ……」 坂本「流石に眠いぞこら……」 翔「何があったかは知らんが災難だったな」 明久「災難と言えば災難だったかも――ふわぁぁああ~~」 秀吉「弱ったのぅ。お主らがそんな様子では、今夜はとても……」 明久「別に全く寝ていないわけじゃないから、気合いさえ入れば目が覚めると思うけど――ふわあ~~」 坂本「俺もダメだ……。全然気合いが入ら――ふおぉぉおっ!?」 明久「ど、どうしたの雄二!?」 土屋「…………効果は抜群」 明久「あ、ムッツリーニ。おはよう」 秀吉「ムッツリーニ。今しがた雄二に見せたのは何じゃ?えらく興奮しておるように見えるのじゃが?」 土屋「…………魔法の写真」 秀吉「どれ、ワシらにもその写真を見せてくれんかの?」 土屋「…………(スッ)」 明久「魔法の写真だって?何を言っているんだか。僕らももう高校生なんだし、たかだか写真程度で気合いなんか入るわけがふおぉぉおっ!」 秀吉「ほぅ。これはまた……」 翔「(土屋、後で焼き増ししておいてくれ)」 土屋「(…………一枚三百円)」 翔「(いいだろう)」 秀吉「ふたりとも何を話しておるのじゃ?」 翔「あ、いや、何でもない」 秀吉「?そうかの。ならいいのじゃが」
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