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坂本「しかし、驚いたぞムッツリーニ。まさかここまで凄い写真を撮るとは」
秀吉「これで増援も期待できるというわけじゃな」
明久「……これ、他の皆にも見せないとダメかな?」
坂本「明久。俺たちの目的を忘れるな。大局を見誤る人間に成功はないぞ」
明久「う……。それはそうだけど……」
明久「ごめん。確かに間違えていた。この写真は目的の為の手段だし、そんな未練は断ち切る。後でムッツリーニに1グロスほど焼き増ししてもらうだけで我慢するよ」
坂本「1グロスは多すぎだろ」
秀吉「未練タラタラじゃな」
坂本「よし。それじゃ早速――」
坂本が写真の裏に何かを書いた。
『この写真を全男子に回すこと。女子及び教師に見つからないように注意!尚、パクったやつは坂本雄二の名の下に私刑を執行する』
坂本「おい須川。コレを男子に順番に回してくれ」
須川は疑問符を浮かべながら受け取り
須川「ふぉおおおおおおーっ!」
覚醒していた。
明久「ところで雄二。僕の写真はきちんと抜いておいてくれた?」
坂本「安心しろ。あんなものを流したら士気がガタ落ちだからな。キッチリ抜いておいた」
明久「そっか。それは良かったよ」
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