作者「とうとう三巻!!」

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新学年になって二ヶ月が経過したある日。いつも通り寝ていた俺だが……。 明久「最悪じゃあーーーっっ!!」 翔「うお!?なんだ!?」 ……明久に起こされた。 翔「んで、何があったんだ?」 明久「べ、別に何でもないよ。あははっ」 翔「じゃあポケットからはみ出ているものはなんだ?」 明久「えっ!?でてる!?」 翔「……カマってもんはかけてみるもんだな」 明久「騙したな!!」 翔「ああ、んで何があったんだ?」 明久「え?う~ん」 明久「脅迫、かな?」 明久が小さな声で言ってきた。 翔「ふ~ん」 明久「それだけ!?」 翔「なんだ?犯人でも見つけてほしいのか?」 明久「できればそうしてほしいんだけど」 翔「脅迫内容を見せてみろ」 明久「ん。これ」 そう言って写真と手紙を見せてくれた。 ふむふむ。異性に近づかないこと、か……。異性……姫路……島田……清水美春か?それとも久保……いや久保はこんなことしないか……。 翔「ふむ。なるほどな」 明久「犯人、分かったの!?」 翔「推理が合っていればだが……第一に証拠が無いからどうにもできない」 明久「因みに犯人は?」 翔「明久たちが変な動きを見せそうだから言わない」 明久「ひどいよ!翔」
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