149人が本棚に入れています
本棚に追加
姫路「ところで、なんの話をしていたんですか?」
翔「いや、昨日遊んだときの話をしていたんだ」
明久「え?遊んだっけ?」
翔「バカだな。もう忘れたのか?」
翔「(姫路にその話はしない方がいい)」
明久「(なんで?)」
翔「(予想だが……犯人は女子だからだ)」
明久「(ええ!?本当!?)」
翔「(予想だと言っただろうが。まぁ、そんなわけだから話さない方が得策だ)」
明久「(そっか。分かった)」
翔「(だから話を合わせろ)」
明久「(うん)」
姫路「あの……なんで二人とも見つめあっているんですか……?」
翔「気にするな。ところで思い出したか?明久」
明久「うん。たしか僕の家でゲームをしたよね。すっかり忘れていたよ」
姫路「明久君?女の子を家にあげたんですか?」
翔「ちょっと待ってくれ!俺は男だぞ!?」
明久「そ、そうだよ!」
姫路「……!そ、そうですよね」
明久「わかってくれれば……ってあれ?前が見えない」
横溝「異端者発見。会長、刑を」
須川「死刑だ」
『サー!イエッサー』
明久「ちょっと待って!僕は何も……うわぁぁぁ!」
翔「明久!?明久ぁぁっ!」
一人このクラスから姿を消した……ような気がした。
最初のコメントを投稿しよう!