作者「とうとう三巻!!」

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翔「大丈夫か?明久」 明久「いたた。ひどい目に遭ったよ」 翔「そういえば話を戻すが土屋がヒントを出してくれるんじゃないか?」 明久「ええ!?本当!?」 翔「多分な」 明久「おーい!ムッツリーニ!」 土屋「…………なんだ?」 明久「ちょっと聞きたいことが」 坂本「あとにしろ。俺が先約だ」 翔「坂本、お前もなんかあったのか」 土屋「…………結婚が近いらしい」 明久「雄二と霧島さんが結婚?そんな既に決まってることより、僕が校内の皆に女装趣味の変態として認識されそうってことの方が重要だよ!」 坂本「なんだと?お前が変態だなんて、それこそ今更だろうが!」 翔「落ち着け、二人とも!同じ境遇にいるんだろ?協力しようと思ったりしないのか!」 明久・坂本「微塵も」 土屋「…………息がぴったり」 翔「こういうとこだけだがな」 明久「で、でも、まだ結婚の話程度で済んで良かったじゃないか。僕はてっきり、あのペースだともう子供が出来たことにされているのかと――」 翔「明久、笑えない冗談はよしてやれ」 翔「んで、坂本は何があったんだ?」 坂本「簡単に言うと、機械音痴な翔子がMP3を学校に持ってきてたんだ。そんなかに俺のプロポーズが録音されていた」
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