第4話 新聞部、スクープを求めて!!

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走っている大地の前に黒い車が停まった。 沙耶「奇遇ね。」 車の中から沙耶が出て来た。 大地「ハァ…ハァ…ハァ…」 沙耶「ようやく決心したようね。」 すると、沙耶は大地の足下に向けてアタッシュケースを投げた。 沙耶「力、欲しいんでしょ?」 大地「勘違いしないで下さい…」 沙耶「………」 大地「僕は力が欲しいんじゃない…学園にいる理由が欲しいんです…こんな地味で冴えないメガネのダメダメな僕が、どうしてこの学園にいるのか…それが知りたいんです。」 沙耶「正解よ。」 『ソニックホイーラー!!』 すると、バイク型のソニックホイーラーが現れた。 沙耶「私も後から向かう。君は早く行きなさい。」 大地「もちろんです。」 大地はアタッシュケースからリンクドライバーを取り出して腰に巻いた。 そして、ベースブロックと緑色のライドブロックを合わせた。 『ランドドリラー!!』 ドリル型のランドドリラーが現れた。 大地「変身します!!」 大地はリンクドライバーのバックルを上にスライドさせた。 そして、合わせたベースブロックとライドブロックをバックルに填めて、バックルを元の位置にスライドさせた。 『リンク!!リンク!!リンク!!』 変形したランドドリラーが、特殊スーツを纏った大地の全身に装備されて、リンク・Typeー01となった。 リンク01「行って来ます。」 リンクはソニックホイーラーに乗って学園に向かって行った。
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