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しばらくすると、廊下から悲鳴が聞こえた。
大地「今の声は!?」
すると、大地がいる裏庭にコブラ・ノワールが現れた。
コブラ・ノワール「ここにも餌がいた。」
大地「な…何!?」
大地は腰が抜けて立てなかった。
コブラ・ノワール「あなたは今から私に食われるのよ。」
大地「こ…来ないで…」
そこに、
沙耶「どうやら間に合わなかったようね!!」
大地の前に沙耶がやって来た。
大地「た…助けて下さい!!」
沙耶「そうしてあげたいけど、私じゃ無理なのよね。」
大地「そんな…」
沙耶「でも、この状況を乗り切る切札はある…」
大地「き…切札…」
沙耶「その切札はある条件を満たした人間にしか使えない…」
すると、
沙耶「君、立てる?」
大地「す…すみません…腰が抜けて…」
沙耶「ゆっくり深呼吸して。」
大地「は…はい…」
大地は深呼吸した。
コブラ・ノワール「お喋りはもういい?」
コブラ・ノワールは大地と沙耶に向かって行った。
沙耶「行くわよ!!」
沙耶は、深呼吸した大地の腕を引っ張って逃げて行った。
大地「ちょ…ちょっと!!」
コブラ・ノワール「追いかけっこのつもり?」
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