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「じゃあ、逃げる奴じゃんけんで決めるぞ。」
じゃんけん。
僕は嫌な予感しかしなかった。
「行くぞー。最初はグー」
「じゃんけん。」
「「「「ぽん」」」」
ポンのかけ声綺麗に揃うとともに僕の予感は的中した。
「逃げる奴は義で決まりな。ちゃんと本気でやれよ。やらないと拳骨だからな。」
「えぇぇぇぇぇ」
僕の叫び声ととも取れる声が公園はもちろん団地中に響き渡った。
明日は筋肉痛かな。
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