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何本かのスポーツドリンクとお茶を手に戻ると、立原がノートで横山をあおいでいた。
「あ、森下くんと北本くん」
「おう、飲み物買ってきた」
「あれ、っていうか桐原は?」
「あぁ、クラスの皆呼びに行ってる。もうすぐ授業終わるからって」
そういえば終了五分前になったら声かけるって言ってたな。ちらりと腕時計に目をなると、確かに授業終了の五分前をさしていた。
「やべー…俺何も描けてねぇよ…」
「何飲む?…っていってもお茶とスポーツドリンクしかねぇけど…」
「ってナチュラルにシカトしないでえぇ!」
「くすっ…でも二人ともありがとう。もうちょっとで授業終わるし、そうしたら飲ませてもらうね」
「あぁそっか…授業中は飲み物飲んじゃいけなかったんだっけな…」
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