0.プロローグ

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まず、貴方にいきなりあの時代にとばされた時は本気で意味わかんないって思ったし、貴方が何を思って私を…いや、私達をあの時代にとばしたのか見当も着かなかった。 でも、偶然私達があの時代でとばされた先にいたのは、私が知っている歴史の中で一番大好きな集団だった。 そしてその集団は私達を受け入れてくれて互いしか信じれなかった私達を“仲間”にしてくれた。 そして私は日が経つにつれ私達を仲間にしてくれたあの集団が……あの人がとても大切に、大好きになった だから、私達はきっと貴方が私達をあの時代にとばしたのは、あの集団に待ち受ける悲しい運命を変えるためだと考えた。 でも、すぐに違うってわかった。 だから、貴方の神意を知った時は相当落ち込んだ。 …でも、貴方の神意を知っても、私のあの集団を、あの人を待ち受ける悲しい運命から助けたいという思いは変わらなかった。 .
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