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「はぁ……」
いつもの事ながら慣れない
「どうした?また魘されてたぞ?」
部屋の襖を開けて椿さんが顔を出した
私は慌てて布団から起き上がった
「ごめんなさい、大丈夫です」
「まだ寝ててもいいんだぞ?」
椿さんの心配に私は首を
ぶんぶんと横に振った
「そろそろ起きる時間だし、本当に大丈夫ですから!」
と私はにこっと笑って見せる
椿さんは不安そうな顔で
「そうか…」
と言って部屋を後にした
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