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「何か…?」
恐る恐る振り返ると
「やはり、当たりだな」
と言って男はにやにやと笑った
「ねぇちゃん吉原に来ねぇか?儲かるぜ~?」
そう言って私の腕をがっしりと掴んだ
「い、痛い!離してください!」
「なぁいいだろ?」
必死に抵抗するも虚しく
男は私を強く引き寄せた
「たすけて!!」
「黙って来い!」
男が更に力を強めた瞬間
「そのガキを離せ」
その言葉に男の動きが一瞬止まる
私は掴まれた腕が痛すぎて
動くことができない
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