第五章

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(拘置所か…どんなトコなんだろう…) 狭い箱の中でじっと座っていると、だんだん時間の感覚がなくなってきて、言い知れぬ不安がこみ上げてくる。 竹村は特に閉所恐怖症というわけではないが、嫌な想像ばかりが頭に浮かぶ。
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