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私がお粥を食べてる間も、ジュンスは正座をして、ずっと何かを喋っていた。 時々早口で何を話しているか分からなかったけど、楽しそうにお喋りするジュンスの顔を見ていたら、なんだか発作を克服出来そうな気がしてくるから不思議。 「ねぇ!そうですよねぇ?聞いてますかぁ?」 ボーッとしていて、ジュンスの話を聞いていなかった。 私は、何?と首を傾げて見せた。 「あっ!いっぱい喋ったら、お腹が空いちゃいましたよ!僕も一緒に食べていいですかぁ?」 うっかりジュンスの食事を忘れてしまっていた。 夕べからずっと、私に付き添ってくれた彼に、本当に申し訳なくなって、お椀と箸を用意する為に立ち上がろうとした。 「座ってて?僕がやりますから」 また、ジュンスがニコッと笑った。 これが彼の魔法なのかもしれない。 無邪気な彼の笑顔に、不思議と私まで笑顔になっている。 胸の中が暖かくなって、いつか忘れていた幸福感が、隅々まで広がっていくのを感じた。
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