プロローグ

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とかけようと携帯を開いたと同時に 力のない手でその手を握ってきた。 『…か…かなら…ず、はん……にんを…つ……かまえ…』 と残し東次は息をひきとった。 『おい。嘘だろ…東次!東次!俺より先に逝くのはナシだろ?だいたいお前はいつもズルいんだよ…』 と言いながらも涙で視界がボヤけていた。 落ち着いてから警察に電話をした。 起こったことを警察に全て話した。 それから、警察の捜査が始まった。 これで、犯人は捕まるだろうと思っていたがそんなにうまくはいかなかった。 証拠も手がかりも見つからず、捜査は終了した。 がある物をあの倉庫で拾ったと警察から渡された。 それは、ヘビのマークが入ったストラップだった。 俺はそれを握りしめながら誓った。 『俺が必ず見つけて、復讐してやる!同じ目にあうがいい。』 と不気味な笑みをうかべた。
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