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『おはよー♪』
「ん……おはよう」
『今日も一日シャキッといくのだー!!』
僕は毎日いつでも元気な小学生ぐらいの幼女に半ば無理やり起こされる。
その娘のおかげで中学校のときは無遅刻無欠席。自分の力じゃないけど密かな、ほんとに密かな自慢だ。
『そして!!シャキッといくまえに……』
そして、今から彼女が言うこともいつものセリフ……
『澪騎!!ごはん作って!!』
とまぁ、こんな感じで……
僕の日常が始まる。
…………おっと!!大事なことを忘れてた。
僕の名前がまだだったね。
僕は乃雀 澪騎(ノザク レイキ)。自分でいうのもあれなんだけど、名前はすごくかっこいいと思うんだよね。
急に人格が変わったようになってるけどただ単に目が覚めてきただけです。二重人格なんて、主人公スキルは持ち合わせてません。
普通のちゅうが……今日から、高校生だった。
『澪騎!!レディーを待たせるなー!!』
「普通はレディーが作るもんだと僕は思うんだけど」
『私はまだ子供だし……それに、私には作れないもん』
「わかりました……作りますよ」
『やったー!!』
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