開き直れば言える

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開き直れば言える

幼い頃は狭いんだと 宝物の在りかを示す言い伝えのように イミテーションをにぎりしめる 次はひびが入って 路頭に迷う 何の不自由があるのか 唇を噛み締め 確固たる信念を持って 乗り越していく タイツを履いた喫煙者にグッバイとコンサバを送ろう ダメージの行き場所は きっと筆になるのだろうから 冷コーと呼ばれる飲み物を飲む 三部作の七本目だよ 今更 寿命とかありえないし 息してるし 変わり果ててしまったのは 知ってるし 平仮名になったのも、だよ 減額だからしょうがない 鼻唄でも歌いながら羽化でも待とう 打ち捨てられ サビが浮いた時計と 襟元の開いたストールで降臨 でも 手首は細かった だから頭の良さは市町村ごとにできる 佐吉の前に付くのは流れ星 そんなだから つまずくし はみ出すんだ 訳のわからない事ばかり …やってられない
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