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「きゃぁぁああああ!!」
結の悲鳴が聞こえてくるが関係ない
俺の感情が高まるにつれてなにか得体の知れない力がわいてくる
「そんな…ポルターガイストがこんなにも強力だなんて…。これじゃ近づけない」
結の呟きが聞こえる
それもそのはずだ
俺の周りのコンクリはめくれかえっていて重力を無視して宙に浮いている
俺に近づこうものならコンクリと同じように宙に浮いて身動きがとれなくなる
「舞ぃぃいい!!」
俺は火の海へ飛び込んだ
「先輩…田中先生…私どうしたらいいの?」
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