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「んっ…。ここは…?」
気がついたら俺は真っ白な部屋の中心にあるベッドに寝ていた
「あ、起きた?驚いたよ…。テッチャンの叫び声が聞こえたらすぐに火が消えちゃったんだもん」
叫び声…?火…?
そうだ…。舞…、舞が…!!
感情が昂るれば昂るほど周りの空気が重くなる
「落ち着いて!!」
「…っ!」
滅多に聞かない結の怒鳴り声を聞いて俺は我にかえった
「もう、テッチャンは普通の女の子じゃないんだよ…。今はただの、バケモノかもしれない…」
バケモノ…
なんとなくだが俺の中にある力が制御できていないのはわかる
だからってバケモノ呼ばわりは…
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