幻想入り

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やぁ、皆。 僕の名前は星刃天夜 今、僕は自分の部屋で天体観測をしてるんだ。 学校の先生からは天文部に入って欲しいって、言ってるけどね。 まぁ、丁重に断ったよ♪ だって、自分の趣味は自分のペースでやらないとね♪ さて、明日も早いから寝ようかな。 お休みなさい。 ズバッ!! 天夜が寝てしまって静まりかえった部屋に、両端にリボンがついたスキマが現れた。 ???「フフっ♪面白い子ね。」 スキマからは、金髪で扇子を持った絶世の美人が。 ???「あら♪ありがとう。嬉しいわ♪」 ありがとうございます。 ???「あの~、紫さん?なんで、俺何ですか?龍華を寝かせないといけないんですけど。」 紫「いいじゃない。暇そうだったんだから。大体、雄斗は龍華に甘過ぎよ。」 雄斗「そうですか?まぁ、いいですよ。それより、何処に連れて行くんですか?」 紫「それは、着いてからのお楽しみよ♪雄斗はその子が怪我しないように、してね。」 雄斗「わかりましたよ。はぁ……なんだって執事の俺が、誘拐の真似事なんぞ。」 紫「フフっ♪これからが楽しみね♪」 この日、1人の青年が幻想入りした。
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