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おすっ!オラ悟くu……げふんげふん!
失礼、俺は“如月 龍治”(きさらぎ りゅうじ)。ピッチピチの中学3年生!
俺は‘普通’、そう、普通だ。いや、普通が良い!普通じゃなきゃ嫌だ!
どうして俺がここまで普通にこだわると言うと、俺の環境(主に家族)が普通では無いからだ。
俺の親父、“如月 竜夜”(きさらぎ りゅうや)は、世界で最も強い男。
柔道、合気道、少林寺拳法、空手、裏空手、ムエタイ、裏ムエタイ、太極拳etc.
この世の全ての拳法を最高まで極めた男。
お袋、“如月 佐奈”(きさらぎ さな)は、世界最強の暗殺者。お袋に狙われた目標(ターゲット)は確実に死ぬ。
唯一逃がしたのは親父だけ。それで親父に惚れて、今尚ベタ惚れ中。
一番上の姉貴、“如月 蜜柑”(きさらぎ みかん)高校3年生は、世界最高のハッカー。旧型パソコンでCIAやFBIのパソコンをハッキング。中身をグチャグチャにしてから、足跡も残さずに立ち去ると言う離れ業を小学3年生でやってのけた。
二番目の姉貴、“如月 花梨”(きさらぎ かりん)、高校2年生は、世界最少年菌類科学者。小学3年生で新しい細菌を発見し、それを研究、改良している。
更に、自分オリジナルの毒等を所持しており、ワクチンも花梨姉だけが持っている。
そして俺は………………特に何も無い。何も無いからこそ、親父達に小さい頃から訓練されている。
親父に半殺しにされるまで鍛えられ、お袋に拳銃、ライフル、ナイフetc.の使い方を叩き込まれ、蜜柑姉に勉強やらハッキングの仕方を教えられ、花梨姉に「いつ暗殺されるか分からない」と言う名目で毒を飲まされ死にかけたところでワクチンを投与。お陰で世界中の毒は俺には効かない。しかも二人の性癖のせいで俺はある特殊な性癖を持たされた。
もうヤダ。死にそう………………
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