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澪「いい?
これからは私も黙ってないからね」
紗央莉を睨み付けながら言う
紗央莉は小刻みに震えている
何も言えないでいる女子と男子の間を縫って廊下に出ると
1年や先輩方で教室からは出られなかった
「いじめられてるの?」
茶髪にピアスの女の先輩らしき人に話かけられた
澪「…えぇ裏切られて。毎日毎日
よく悪口が尽きないなってぐらいに♪
悪口考える頭があんなら勉強しろって感じです」
笑顔で大声で言う澪を少し驚いた表情で見る先輩
「私、石山 悠!他の学校の友達から澪を見てあげてって言われてたの」
…え?
「なんの話ってなるよね。みんなから聞いてるよ?凄くいい子だって」
澪「わ…私はいい子じゃないです…ッ」
「トイレ行っておいで…」
涙を堪えるのに限界が近づいた時
先輩が小声で優しく言ってくれた
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