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ジリリリリリリ
目覚まし時計が部屋に鳴り響いた
「う~ん…あと… 七分…」
俺は目覚まし時計を止めた
時間は7時25分
「んん…ク~…」
そして二度寝した
しばらくして
下から母親の声がした
「ちょっと佐久間!起きなさい…学校に遅刻するわよ!」
「…あと…七分…だけ」
俺は時計をみた
時間は7時40分
「ん………あぁぁ!!ヤベ~麻夜と登校する約束してたんだった!遅れる」
俺は急いで制服に着替え階段を降りた
「佐久間…朝ごはんは?」
「急いでるからいらない!」
「食べないと頭働かないわよ」
「本当急いでるから朝ごはんは買って食べるよ…それじゃあ行ってきま~す」
「行ってらっしゃい!」
俺は家を出て走り出した
あぁ自己紹介するの忘れてたね
俺の名は雨谷佐久間(あまがいさくま)星南(せいなん)学園に通う高校一年だ中学時代はヤンキーだったんだが今ではまるくなってしまったがな年齢15歳の彼女持ちだ
「っと…早くしないと麻夜が怒っちまう…」
俺は走るスピードを上げた
月は5月涼しい風が吹きわたる
「ハァ…ハァハァ」
走って曲がり角を曲がったら
ドン
人とぶつかってしまった
「痛て!!」
ぶつかった相手は
「痛ってぇな…どこ見て走ってんだアァ!」
どうやら不良さんとぶつかってしまったらしい
「てめえ…どこ見て走ってんだよ」
「すいません…急いでたんで」
俺は謝った
「急いでたじゃねぇぞコラ!ただで済むと思うなや!」
あ~めんどくさいにぶつかったなぁ
「だからすいません…俺急いでるんで」
歩きだした
「待てや…貴様逃げんじゃねぇ!」
不良は殴りかかって来た
「………ハァ」
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