風俗デビュー

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いよいよベッドの上で肌を合わせる。 「あの…、私、男の人とこういうことするの一年ぶりなんですけど…」 どうしていいのかわからなかった。 とりあえず八木の言うとおりに体や口を動かせた。 八木は私の胸を触った程度で、とくに何もしてこなかった。 八木は基本的に優しいのだ。店の店員はほとんど嫌いだったが、今でも八木だけは良い人だと思う。 そして八木は私の口の中で果てた。 本当はこれは講習においてルール違反らしいのだが、そんなことなにも知らない私は「イッてくれてよかった」と思っていた。 こうして無事?に講習が終わった。 けれど私が無事に済んだのはここまでだった。
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